April 23, 2012

第6回関東選手権大会/第1回関東NO-GI選手権大会・レポート

第6回関東選手権大会/第1回関東NO-GI選手権大会・レポート

取材:JBJJF広報部

2012年4月21日、東京台東区台東リバーサイドスポーツセンター格技場にて、「第6回関東選手権大会」と「第1回関東NO-GI選手権大会」が開催された。両大会はともに年間を通した獲得ポイントで王者を決するランキング制度(アダルト男子の黒・茶・紫帯)の対象大会で、各トーナメントの優勝者には6ポイント、準優勝には4ポイント、3位には2ポイントが与えられる。

外観写真
ブラジリアン柔術の聖地ともいえる台東リバーサイドスポーツセンター

NO-GI選手権は植松直哉のエントリーで注目が集まるも……

NO-GI選手権は、本年度最初のランキング対象大会、また国内外で活躍するトップ選手、植松直哉(ネクサセンス)がライト級、オープンクラスの二階級でエントリーされていることもあり、注目が集まった。しかし残念ながら植松は練習中の怪我により急遽欠場となった。目玉選手の試合は見られなかったが、それでもさすが黒・茶クラスともなると、会場を沸かせるハイレベルな好試合が続いた。
ライト級では、丹治章近(CLUBE DE JIUJITSU)が、西野大樹(パラエストラ東京)との変則巴戦による二回の対戦を制し優勝、6ポイントを獲得した。またオープンクラスでは、神田崇広 (GRABAKA柔術クラブ)が二試合連続で一本勝ちという極めの強さを発揮し優勝、丹治と同じく6ポイントを獲得した。

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茶/黒アダルトNO-GIライト級で優勝した丹治章近(左)

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茶/黒アダルトNO-GIオープンクラス優勝の神田崇広


茶帯ランキングを牽引するGRABAKA柔術クラブ勢


一方、道衣部門でも、茶帯、紫帯で、ランキングに関わる試合が数多く展開されることなった。
4人がエントリーした茶帯フェザー級では、西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)が優勝し6ポイントを獲得。西林に同門決勝で勝ちを譲り準優勝となった吉川寛康(GRABAKA柔術クラブ)は4ポイントを獲得し、今期通算ポイントを6に伸ばした。
茶帯オープンクラスには5人が参加。今期これまで茶帯ランキングを1位で独走する大塚博明 (GRABAKA柔術クラブ)は、初戦で韓国から遠征参加している李廷祐(デラヒーバジャパン)にアームドラッグからバック、送襟絞で一本勝ち。続く決勝戦では同門の西林に勝ちを譲られ優勝となった。

関東選手権を終えての茶帯ランキングは、1位・大塚博明(14P)、2位・西林浩平、吉川寛康(6P)、4位・山田秀之(デラヒーバジャパン)、大原道広(ポゴナクラブジム)(4P)、6位・宮本和幸(トライフォース柔術アカデミー)(2P)と続く。
上位を独占するGRABAKA柔術クラブ勢が今後も茶帯ランキングを牽引していきそうだ。

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アダルト茶帯オープンクラス優勝の
大塚博明(右)。ライト級では一人エントリーのため不戦優勝。
「優勝したのは嬉しい。でも階級別は一人だし、無差別も同門対決もあり
今日は実質一試合のみだったのが残念です。関東選手権は出場しやすい大会だと思うので、
正直、もっと強豪の茶帯選手と戦いたかったです。茶黒の皆さん、もっと試合に出てください!」
と大塚は試合後にコメント。


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アダルト茶帯フェザー級の表彰台。
準優勝・吉川寛康(左)、優勝・西林浩平(右)


紫帯ライト級&オープンクラスで
鍵山士門が優勝

紫帯で注目を集めたのは、これまで多数の大会で優勝、入賞を果たしている、鍵山士門(デラヒーバジャパン)。
鍵山は先月開催された、「関東オープントーナメント」はエントリーしたもののインフルエンザでダウン。その欠場がたたり、紫帯ランキングは首位からひとつ落として2位となっていた。
しかしこの日は、ライト級2試合、オープンクラス3試合を戦ってともに優勝。6ポイント獲得で今期通算10ポイントとし1位に返り咲いた。
鍵山はまだ22歳という伸び盛り。またライト級でありながらオープンクラスでも戦い、そして勝つ、という強さを持っている。鍵山は紫帯ラインキングの軸となるかもしれない。

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アダルト紫帯オープンクラス表彰台。11人がエントリーする激戦区だった

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今大会でライト級&オープンクラスを制し、紫帯ランキング現在1位の鍵山士門(右)


団体優勝は1ポイント差でデラヒーバジャパン  2位はパラエストラ渋谷

本大会において、デラヒーバチームは韓国から遠征メンバーをプラスしての混成チームを結成。遠征メンバーの活躍もあり見事、団体優勝を果たした。
ブラジリアン柔術の国際化、世界的な競技人口の増加は目覚しく、今年10月13-14日に日本で開催される、「アジア選手権大会2012」では、国境を超えた混成チームや海外からの遠征チームの存在も珍しくなくなるのではないだろうか。この日の韓国遠征メンバーの活躍や熱意を目の当たりにしてそう強く感じた。

なお団体2位は、パラエストラ渋谷、3位にはGRABAKA柔術クラブが入賞している。優勝と2位の差は僅かに1ポイントという接戦だった。

<第6回関東選手権大会・団体優勝>
1位・デラヒーバジャパン 46ポイント
2位・パラエストラ渋谷 45ポイント
3位・GRABAKA柔術クラブ 30ポイント

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団体ポイントの表彰台

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ジャパンとコリアの混成となったデラヒーバチーム。1ポイントの僅差で団体優勝を果たす


明日からは、注目カテゴリーの試合レポートをお伝えする。




Posted by jbjjf at 02:16│ 大会レポート