May 25, 2012

2012世界柔術直前・選手インタビュー vol.2

2011年度のJBJJFランキングを制して「世界柔術」行きのチケットを獲得した選手のインタビュー。
第二弾は、年度の終盤まで大混戦を窮めた茶帯部門で、地方在住ながら見事1位に輝いた江端講平(パラエストラ北九州)だ。

DSC_0128
世界柔術出場に向け練習に励む江端講平  写真協力:パラエストラ北九州


DSC_0126
初代茶帯年間王者に輝いた江端講平。大激戦となった2011年茶帯ランキングを競り勝った

――まずは江端選手のスポーツ歴、柔術歴を教えてください。
中学校の3年間陸上部で短距離をしていました。柔術を始めたのは大学1年の9月からで、今年で9年目になります。主な獲得タイトルは昨年の全日本選手権茶帯の部と各地区選手権の優勝です。

――現在の練習環境などを教えてください。
主にパラエストラ北九州で週4~6回の練習を行っています。パートナーも様々なタイプの選手がいるので、とても良い練習が出来ていますね。仕事は普通のサラリーマンをしています。サラリーマンである限り、残業で遅くなることもありますし、休日出勤もある。その中で忙しさを言い訳にしないよう心がけています。 限られた時間の中で、いかに練習時間を作り、効果的な練習をするかということを考えるようにしています。例えば、仕事で練習に行けなかった時は自宅で出来るサーキットトレーニングなどを行うようにしています。

――2011年度のJBJJFランキングで大激戦だった茶帯で1位を獲得されました。いつ頃からトップを意識しましたか。また1位が確定したときのお気持ちを教えてください。
制度施行時から注目していましたが、1位を意識し始めたのは、やはり全日本選手権を優勝した時からです。全日本を勝てたことによってランキングを取りに行く覚悟を決めました。最後の九州選手権では前日の関東選手権で足首と膝の靭帯を断裂した状態だったので、勝つことができ、1位が確定してホッとした気持ちが強かったです。体調、怪我、仕事との兼ね合いなどコンディションのばらつきがある中、一年間勝ち続けることの難しさが印象に残っています。

――昨年、ご自身にとって印象深い出来事・試合などはありますか。
印象深いのは、やはり年末の関東選手権1回戦で戦った中塚靖人選手との試合ですね。JBJJFランキングも大詰めで同点1位同士での直接対決で、決着もポイント2-2アドバンテージ1-1のレフェリー判定で本当に心身共に消耗戦でした。
あそこまでお互いに緊張感を持ったシチュエーションでの試合はないと思いますので、いい経験になりました。

――去年から始まったJBJJFランキング制度に関してはどのような感想をお持ちですか。
それぞれの大会が意味を持ち、連続性が生まれますし、国内を勝ち上がっての海外戦という道がつながってくるので、選手として非常にモチベーションが刺激されました。また、我々地方選手にとっては地元九州の試合が世界選手権につながってくるので地方の柔術活性化という意味でも重要な役割があると思います。

――茶帯から黒帯に昇格され、いよいよ世界柔術出陣ですね。世界柔術の印象、また柔術の最高峰・黒帯の部の世界柔術に対する想いなどがあれば教えてください。
世界柔術へは初出場となります。白帯の時から数多くのスター選手が戦う世界柔術の黒帯の舞台は憧れの場所でした。あの場に自分が立つことが想像できないというのが正直なところですが、反面、早くあの場に立ちたいという想いが強いです。

――では最後に、世界柔術に向けて意気込みをお願いします。

1戦1戦に集中し、できるだけ長い間マットの上に立つことができたらと思います。

――がんばってください。健闘を祈っています!

Posted by jbjjf at 00:00│ インタビュー