June 12, 2012

第6回北海道選手権大会/第1回北海道NO-GI選手権・大会レポート

JBJJF会長・中井祐樹の出身地としても知られる北海道。現在、連盟への加盟数は8団体を数える。その中には、先日の世界柔術選手権にも挑戦した江崎壽を筆頭に黒帯・茶帯を多数抱えるパラエストラ札幌、そして昨年の全日本選手権のアダルト茶帯ヘビー級、アダルト茶帯オープンクラス級の二冠を達成した現黒帯の佐藤恒明を擁するギムナシオン札幌など、日本屈指の強豪選手が所属するアカデミーも存在する。
そんな北の大地・北海道、札幌市豊平区体育館にて開催された「第6回北海道選手権大会/第1回北海道NO-GI選手権大会」(2012年6月10日)には、青森や、はるばる東京からの遠征選手も合わせて34名が参加することなった。白・青・紫帯が中心ながら、白熱した試合の数々は、近い将来のさらなる盛り上がりを予期させるものとなった。

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大会終了後、入賞者等が集まっての記念撮影。一本勝ちも多く、観客も大盛りあがりであった。

ここからは試合数も多く盛り上がりを見せたアダルト白・青・紫の各オープンクラスをお届けする。

アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
吉田勲(上・ギムナシオン札幌) vs. 新家忠和 (下・ギムナシオン札幌)
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優勝した吉田勲(右・ギムナシオン札幌)。
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アダルト紫帯オープンクラス
優勝  吉田勲(ギムナシオン札幌)
準優勝 新家忠和(ギムナシオン札幌)


決勝に駒を進めたのは共にギムナシオン札幌の選手だった。
一人はライトフェザー級を制した軽量級の吉田勲、もう一人はフェザー級では一回戦で苦杯をなめた新家忠和の2人だ。
試合は序盤に素早く引き込んだ新家が下からデラヒーバや三角締めを仕掛ける。対する吉田はパスガードを狙い続け、サイドポジションを奪いかけるなど積極性で上回った。7分間をフルに戦い抜いた結果、吉田がアドバンテージ1の僅差で同門対決を制した。吉田は階級別も合わせて2冠である。


アダルト青帯オープンクラス決勝戦
室谷司(上・ギムナシオン札幌) vs. 冨田尚弥(下・パラエストラ札幌) 
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腕十字で一本勝ちした 室谷司(右・ギムナシオン札幌)。
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アダルト青帯オープンクラス
優勝  室谷司(ギムナシオン札幌)
準優勝 冨田尚弥(パラエストラ札幌)


青帯部門は4つの階級が一人エントリーで試合が実現せず。全員が体力が余った状態でオープンクラスに挑み、決勝はライトフェザー級の冨田尚弥(パラエストラ札幌)とミドル級の室谷司(ギムナシオン札幌)の一戦になった。
体格に勝る室谷が上からプレッシャーを掛け続ける展開になり、サイドポジションを奪った室谷が流れるように腕十字固めで一本勝利、優勝を決めた。


アダルト白帯オープンクラス決勝戦
石井真介(上・アライブ倶知安) vs. 南保生明(下・パラエストラ札幌)
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優勝は石井真介(右・アライブ倶知安)。
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アダルト白帯オープンクラス
優勝  石井真介(アライブ倶知安)
準優勝 南保生明(パラエストラ札幌)
3位  丸田泰之(パラエストラ室蘭)
3位  髙林雅樹(ベラトレオ)

8人がエントリーしたオープンクラスの決勝は、ミドル級で一人優勝した南保生明(パラエストラ札幌)と、オープンクラスのみ出場の石井真介(アライブ倶知安)という共に階級別で試合はせず体力の余った者同士の一戦になった。
序盤から立ち技での攻防が続き、石井が体落しを決め先制するが、そのまま南保にバッグを奪われる形に。どうにかピンチを抜け出した石井は、サイドからマウントを奪い最後はアームロックを極めて優勝を果たした。


「第1回北海道NO-GI選手権大会」 
最後にお伝えするのは「第6回北海道選手権大会」と同時開催された「第1回北海道NO-GI選手権大会」である。
まずエントリーリストを見て驚いたのが、東京の頂柔術所属の石田浩の参戦である。石田は約一ヶ月前の第1回関東NO-GI選手権、そして一週間前の第5回関東NO-GIオープントーナメントにも出場し、共にアダルトNO-GI青/紫帯フェザー級で優勝。間を空けずに戦い続ける、まさに柔術界の鉄人選手だ。
今回もアダルトNO-GI青/紫帯フェザー級でワンマッチ決勝ながら見事に優勝するあたり、さすがの一言である。

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アダルトNO-GI青/紫帯フェザー級優勝の石田浩(頂柔術)。写真は第1回関東NO-GI選手権大会(2012年4月21日)での表彰台。


アダルトNO-GI青/紫オープンクラス
室谷司(上・ギムナシオン札幌) vs. 辰宮学(ベラトレオ) 
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室谷司(左・ギムナシオン札幌)が辰宮学(右・ベラトレオ)に腕十字を極め優勝。

アダルトNO-GI青/紫帯オープンクラスの決勝戦は、階級別では石田に惜敗した辰宮学(ベラトレオ)が決勝に勝ち上がり、柔術部門の無差別を制した室谷司(ギムナシオン札幌)と対戦した。
試合は思わぬ短期決着となる。室谷が柔術オープンクラス決勝を再現するかのように開始30秒でサイドから腕十字を極めての一本勝ち。極めの強さを見せつけることとなった。





Posted by jbjjf at 12:00│ 大会レポート