April 18, 2013

第7回関東選手権大会・大会レポート

2013年4月14日、中央区総合スポーツセンターにて開催された「第7回関東選手権大会」。
黒帯の試合こそ成立しなかたっが、JBJJFランキング2012茶帯部門1位の大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)、紫帯部門1位の鍵山士門 (デラヒーバジャパン)、そして2013年の紫帯1位の西本健治(パラエストラ北九州)が参戦するなど、茶紫のトップ選手が集結。
さらに韓国デラヒーバ所属の選手が多数エントリーするなど、“関東”の枠に収まらぬ大激戦を繰り広げた。今回は注目階級の試合をレポートする。
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各カテゴリーで入賞した韓国デラヒーバ勢。アジア大会でもまた戦うことになるか? 
JBJJFランキング2012茶帯1位の大塚が実力通りオープンクラス制覇!
アダルト茶帯オープンクラス
優 勝:大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)
準優勝:野口学(南河内柔術クラブ)
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JBJJFランキング2012で1位に輝き、世界行きのチケットを獲得した大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)。今年はヨーロピアン選手権に参加したため、JBJJF主催大会は久々の登場となった。
エントリー数は3人だったが、フェザー級優勝の鍵山士門は肩を痛めていたために欠場。ワンマッチ決勝となり野口学(南河内柔術クラブ)との一戦に。
開始早々に引き込んだ大塚は、フックスイープを決めかけるなど仕掛けの豊富さで野口を翻弄。体勢の崩れた野口からバックを奪い、そのまま奥襟絞めで一本勝ち。余裕の試合運び圧勝した。


茶帯初戦の鍵山士門 (デラヒーバジャパン)が苦しみながらも優勝!
アダルト茶帯フェザー級
優 勝:鍵山士門 (デラヒーバジャパン)
準優勝:高岡尚裕(和術慧舟會HEARTS)
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昨年のJBJJFランキング2013で大差をつけて1位に輝き、満を持して茶帯昇格した鍵山士門 (デラヒーバジャパン)。茶帯初試合は3人参加トーナメントになり、一回戦でPANCRASE等でも活躍する高岡尚裕(和術慧舟會HEARTS)という強豪との一戦に。
序盤の様子見の展開から、高岡の引き込みに鍵山が小外刈を合わせて2ポイント先取。その後も鍵山は上からプレッシャーを掛け続け試合を優位に進めアドバンテージを得る。
しかし、終盤に高岡も一発逆転を狙い足関攻めからスイープに成功。さらにハーフガードの状態になり、足が抜ける・抜けないの瀬戸際のままタイムアップ。鍵山が茶帯初戦を逃げ切った。
敗退した高岡だが、見事に反対ブロックで野口学(南河内柔術クラブ)を三角絞めで下し、決勝で鍵山と再選することに。
今度は序盤に高岡が引き込み、すぐさまスパイダーガードからのスイープに成功。今度は高岡がコントロールしていくが、一瞬離れて両者が立った瞬間、鍵山が素早く組み付きそのまま押し倒すような小外刈でテイクダウン。
ポイントで追いつき、さらに上からパスを狙い続けアドバンテージを得て逆転! 終盤に高岡の猛反撃にあうが、どうにか凌ぎ切り勝利。
紫帯時代は実力で頭ひとつ抜けていた鍵山だったが、茶帯の初試合は超接戦の末ながら、しっかり優勝を勝ち取った。



実力拮抗の紫帯オープンクラスはルーベルト・ヴィンスネスが大逆転で制す!
アダルト紫帯オープンクラス
優 勝:ルーベルト・ヴィンスネス(パラエストラTB)
準優勝:安井佑太(デラヒーバジャパン)
3 位:西本健治(パラエストラ北九州)
3 位:池田譲(パラエストラTB) 
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最近のJBJJF主催の東京大会で一番エントリー数が多く、盛り上がりをみせるのが紫帯オープンクラス。
今回も現在JBJJFランキング2013で1位の西本健治(パラエストラ北九州)がはるばる九州から参戦。
他にもライトフェザー級からウルトラヘビー級、さらに韓国デラヒーバからの選手も含め9名エントリーした。
優勝候補だった西本は、準決勝でルーベルト・ヴィンスネス(パラエストラTB)にバックを許すなど先制されてしまい、後半に追い上げるも惜敗。
反対ブロックからは安井佑太(デラヒーバジャパン)が絞めによる一本で勝ち上がる。決勝は安井vsルーベルトになり、先に安井が片足タックルでテイクダウンして先制。サイドポジションを奪うなどポイントを重ねていくが、後半にスタミナが切れてしまったのかバック、マウントを奪われ、最後は腕十字。ルーベルトが大逆転で優勝を果たした。

以上、その他の試合写真はFacebookのJBJJF公式ページに掲載中です。
JBJJF広報部


Posted by jbjjf at 20:19│ 大会レポート