本日締め切りの『アジアオープン2013』。既にエントリー中の日本人柔術家にインタビュー第五弾は、山田秀之選手(デラヒーバジャパン)だ。昨年のアジアオープンではパウロ・ミヤオに敗戦し辛酸を舐めたが、この敗戦をバネにしてJBJJFの黒帯ランキングでは一位独走など、若手黒帯の中で最も評価の高い日本人選手と称しても過言ではない。そんな同選手のアジアに懸ける思いとは?
山田選手(以下、山田) 小学生の頃に野球。中学一年の終わり頃から現在まで、10年ほど柔術をやってます。
--本格的に柔術にハマった理由を。
山田 最初の体験クラスでオモプラッタを教わった時にビーン!ときました。俺がやりたかった格闘技はこれだよこれ!って感じでした。それから月1~3回くらいしか練習出来ない日々が3年近く続いた事もありましたが、柔術に対しての情熱が冷めたことはありません。
山田 最初の体験クラスでオモプラッタを教わった時にビーン!ときました。俺がやりたかった格闘技はこれだよこれ!って感じでした。それから月1~3回くらいしか練習出来ない日々が3年近く続いた事もありましたが、柔術に対しての情熱が冷めたことはありません。
--現在の練習環境、指導環境、などについて教えてください。
山田 指導はデラヒーバジャパン本部とアカデミアアーザ水道橋で週5~6日ほど柔術クラスを担当させていただいています。両ジムとも会員さんが本当に良い人ばかりで、練習熱心な人が多く、良い刺激をもらいながら指導をさせていただいてます。
練習はGRABAKA中村大輔さん主催のD練、朝練と、トライフォース芝本さん主催のコンペティションクラスでお世話になってます。他にポゴナクラブジムの金古さん、グラバカの大塚さんと技練をマンツーマンで毎週やってます。素晴らしい指導環境、練習環境に感謝しています。
--今年も残り2ヶ月弱ですが、今年印象深かった柔術での出来事を教えてください。
山田 プロ柔術『Ground Impact REVIVAL』に出場させてもらい、江崎選手との一戦です。自分にとって素晴らしい経験になりました。
--アジアオープンは、あなたにとってどんな大会でしょうか?
山田 まずIBJJFの大会が日本で開催されることが本当に嬉しいです。そして全日本選手権と同じくらい外せない大会だと思ってます。
--過去アジアオープンでの思い出深い試合を教えてください。
山田 2010年の茶帯で3位が最高位です。思い出深い試合は2012年のパウロ・ミヤオとの試合です。なにもできずに一分くらいで一本負けでした。負けて悔しいというよりも、あまりにも差を感じてしまったので、このままではマズいという気持ちになりました。
--対外国人という試合で勝利するには、一体何が必要と思いますか?
山田 外国人相手に限った事ではありませんが、対戦相手の事を研究して対策を練った練習をして実行できれば勝率は上がると思います。それで負けてしまったら、根本的に相手の方が強く自分の力不足ということなので、より多くの練習、経験が必要になってきます。
--自分の中で“ライバル”と思っている選手はいますか?
山田 今回の出場メンバーの中では平尾選手を意識してます。彼とは白帯ジュベニュウの頃から試合をしてきました。直近の試合の全日本選手権では負けてしまったので、次は勝ちたいです。
『アジアオープン2013』
『アジアオープン2013』
日程:10月26日(土)、27日(日)
会場:東京武道館・大武道場
○住所/東京都足立区綾瀬3-20-1
○交通アクセス/
JR山手線・京浜東北線「西日暮里」駅乗換え
東京メトロ千代田線「綾瀬」駅東口下車
徒歩5分(東綾瀬公園内をお通りください)
申込期限:10月18日
会員登録、団体登録、JBJJFインターナショナルカード登録:10月11日〆切
詳しくはJBJJF公式HPへ
以上、JBJJF広報部